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F1に対して,日々思うこと…


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予選セッションをF1 Official siteのLive Timingで見ていたんですが,ルノー勢が苦戦しているのがQ1から分かりました。さすがのルノーでもレースペースが遅いホンダに引っかからなかったとしても,アロンソは表彰台は結構厳しいのではないかと思っています。
それでは,ドイツGP 予選レビューです。

1. ルノー失速,ホンダ躍進!
 初日のフリー走行から少しは見えていたが,予選結果から明らかなように,久しぶりにホンダが予選で上位に復活してきた。新風洞による恩恵か,それともミシュランタイヤの恩恵か。レースでペースが落ちないことを願う。一方,ルノー勢は明らかに失速で,Q2でもフィジケラ5番手,アロンソ8番手とこれまでの予選と比べてかなり遅い。また,フェラーリ勢はQ2で他を寄せ付けない圧倒的な速さだった。
 最近ペースが改善されてきたトヨタ勢はまたもや運なく,グリッド後方に沈むことになった。トゥルーリはエンジン交換ペナルティ,ラルフはQ3でデ・ラ・ロサと接触でフロントサスペンションにダメージを負い,アタックが思うようにできずに終わった。

2. グリッド・ピットストップ作戦・燃料積載量
 ライコネンはQ2よりQ3のほうが0.34秒も速いため,3ストップ作戦は確実であるといえる。今回はかなりアグレッシブな作戦に出てきた。1回目のピットストップは15周目前後だと考えられる。一方,フェラーリ勢はソウトタイヤにもかかわらず2ストップ作戦で,1回目のピットストップは22周目前後ではないかと考えられる。ホンダ,トヨタのラルフ・シューマッハも同じぐらいのタイミングが予想される。読みにくいのがフィジケラとアロンソだが,フィジケラはフェラーリ,ホンダ,ラルフと同様のピットストップのタイミングか。アロンソはフィジケラより重く25周目前後程度と考えられる。アロンソのスタートをもってしても3ポジション離れたバトンを抜くことは厳しいと思われるので,バトンにつっかえて表彰台はかなり厳しいと思われる。

3. 中段ポジションの力関係に変化あり
 レッドブルはこのグランプリからシームレスギアボックスを搭載したことで,予選でのポジションアップを果たしている。クルサードは久々にトップ10入りを果たしている。逆にザウバー勢はこの2戦でポジションダウンしてしまっている。今回はポイント獲得は厳しいだろう。ウィリアムズ勢も若干コンペティティブになったので,今回はウェーバーがポイントをかけて戦える位置まで来た。中段ポジションもやはり2ストップ作戦で,1回目のピットストップは25周目前後程度が予想される。

4. SA06,とりあえずミッドランドを1台食う
 琢磨がSA06で果敢に攻めた結果,ミッドランドのモンテイロを攻略し,アルバースに肉薄するレベルに達した。レースでSA06のポテンシャルが試されるが,GPがシェイクダウンのわりにはかなりよく走っていると思う。レースでミッドランド2台の前に出られれば素晴らしいと思う。
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フェラーリ&ブリヂストン2連勝でタイトル争いの状況も予断を許さなくなってきました。F1も来週開催のハンガリーGPが終わると夏休みに入るため,タイヤの開発&チェックはサーキット上では行えません。ドイツ,ハンガリー,トルコと用いられるタイヤの性格は異なっても,構造に大きな変化はないはず。したがって,このドイツがハンガリー,トルコも占うことになるかもしれません。
そんなことも踏まえつつ,ドイツGPプレビューです。

1. 表彰台争いは4チーム
 ここ2戦はブリヂストンのタイヤ性能がミシュランのそれと比べて勝っていたため,アメリカGP,フランスGPともにフェラーリが勝利収めた。また,同じブリヂストンタイヤを履くトヨタも2GPともトップに匹敵する速さを見せており,ようやくブリヂストンタイヤとマッチし始めた。一方,ミシュラン勢は開幕からしばらくはタイヤのアドバンテージはあったが,ここ数戦でブリヂストン有利となるとルノーとマクラーレンはともに若干ポジションダウンしている。つまり,シャーシから得られるパフォーマンスは,フェラーリとルノー,マクラーレンとトヨタでそう変わりなく,タイヤパフォーマンスが大きく影響しているといっていい。
 フェラーリやルノーはロングランでの安定性をかなり重視しているため,レース戦略に幅を持たせることができる。しかし,マクラーレンはレース戦略の立て方やレース中での変更もかなり苦手としているため,車のポテンシャルが同じでも大きく離されやすい。今年はこの性格が結果によく表れている(これは今年のマクラーレンが予選を例年以上に苦手としていることも要因の一つではあると思うが)。トヨタも過去数年,戦略が悪いときはあったが,ここ最近はタイヤにマッチした戦略があってきている。
 タイヤ両陣営ともF1夏休みでテストが実施できないため,ドイツGPの前にこれから3GP分のタイヤ選択しており,タイヤの性能アップは今後3戦でそう期待できない。タイヤ性能次第でトヨタがフェラーリとルノーの間に入ることも十分考えられるので,タイトル争いにトヨタが面白いスパイスになるかもしれない。

2. タイヤとピットストップ作戦
 まず,このサーキットはリアタイヤにかなり厳しいサーキットであり,ヒューエルエフェクトも大きいサーキットであるため,1ストップ作戦は取りにくい。したがって,グリッドが後ろの10台は確実に2ストップ作戦を取ってくると思われる。タイヤに厳しいため,均等割りから少し重めにした量でレースをスタートすることになるだろう。67周のレースなので,1回目のピットストップは25周目あたりの設定が一般的となりそう。Q3に残った後ろのほうのドライバーもこれに対抗するために,均等割りから少し重めにした量でレースをスタートせざるを得ない。
 トヨタやマクラーレンは前の2チームに比べて予選1発の速さがないため,均等2ストップ作戦あたりが妥当なところで,レースペースの安定性でピットストップで逆転にかけることになると思う。
 上位2チームのルノーとフェラーリは,3ストップ作戦の可能性がある。特にフェラーリはタイヤの出来にも因るが3ストップ作戦で逃げ切りを図りたい。そのためにマッサがフロントローに並んでアロンソの邪魔をできることが大切となる。一方,ルノー勢もフロントローを狙っており,フェラーリと互角ならば確実に3ストップで,逆にあまりありえないと思うが,トヨタ勢とペースが同じなら変則2ストップ作戦を取らざるを得ないだろう。

3. SA06のパフォーマンスは?
 ついにスーパーアグリの新車SA06が登場する。また,レースドライバーに昇格した山本左近もいる。チームの士気は高まっているだろう。今回SA06新車投入といっても,フロント周りのパーツ形状にはほとんど手を付けられていないため,若干ちぐはぐなマシンとなっているかもしれないが,重量はSA05と比べて20%削減され,低重心化,シームレスギアボックス搭載などパフォーマンスアップに大きく影響するポイントはいくつもあるため,希望的観測も含めて1.5秒ぐらい縮められて,ミッドランドと争えるか否かぐらいにはなって欲しいと思う。トルコGPでフロント周りも改良された(ツインキールからVキールになるらしい)シャーシとなったとき,真のSA06のポテンシャルが分かるだろう。このレースもトラブルなく完走することが最大の課題だろう。
随分小旅行から時間が経ってしまいました。(フランスGPレースレビューにも記したように,小旅行(講座旅行)は7/15(土), 16(日))2日とも天候が思わしくありませんでしたが,せっかく写真もいくつか撮ったので,ちょっとずつupしていきたいと思います。

1日目の15日は,まだ天気はましだったんですが,天橋立付近は山に囲まれているため,天候は不安定でかなり気まぐれな天気でした。

1日目の前半の行程ですが,まず朝9時に学校を出て,先生の希望で(!)買出しのためにコーナンに寄りました。中国自動車道から舞鶴自動車道に乗り継ぎ,途中お昼ご飯に刺身定食を食べ(漁港が近かっただけあって新鮮でおいしかったです! サザエを食べたのは久しぶりでした!),天橋立に着いたのは13時ぐらいでした。山の上にリフトで上がり,又の下から覗くという例の台があり,そこで天橋立の写真を撮りました。それが下の写真です。(※この写真は普通に撮ったものです)

amanohashidate

このときは天気はまずまずで,海水浴客もちらほら。この日に海水浴を楽しめばよかったかもしれません・・・。(行程では次の日が海水浴)

このあと山道で宿泊地までいったんですが,突然の大雨や曲がりくねった道でちょっと疲れました。(運転手の先生はもっと疲れてますね。となりに乗ってるだけの人が疲れていてどうする・・・)

宿泊地以降のお話はまた次の記事で!
小旅行から帰ってきて疲れた体にむち打って,フランスGP決勝を見ました。オーバーテイクが難しいサーキットであるためにピットストップ作戦で抜かすしかないサーキットであることが改めて認識しました。よく他の人から「オーバーテイクがないとつまらない」というようなことを言われるのですが,必ずしもオーバーテイクが多いほうがレースが面白いというわけでもないと思っています。マニクールのようにピットストップ作戦に幅を持たせることができるようなサーキットはほかにほとんどないため,極端に言えばこのサーキットはピットストップ作戦を楽しむサーキットだと言えると思います。オーバーテイクのしやすいサーキットは前戦のインディアナポリスがよい例です。コース上以外で,チームが頭脳プレーをしていたり,駆け引きをしたりとそういう要素も面白みの1つです。ルール,戦略が複雑すぎて分かりにくいですけど,何回も見ているうちに分かるようになってきますよ。
それではフランスGPレースプレビューです。

1. フェラーリ&トヨタ,BSのおかげでよいパフォーマンスを見せる
 フェラーリ勢はアグレッシブな3ストップ作戦,トヨタ勢は2ストップ作戦を選択した。フェラーリが用いたのはかなり軟らかめのタイヤで1周の速さは予選で証明されていたが,レースペースでも高温の中,十分にパフォーマンスしていた。また,トヨタが用いたのはフェラーリよりは硬いと思われるが,予選もよいパフォーマンスを示し,レースでもかなり安定性が高くラップタイムの落ちがあまりなかった。
 ミハエルは常に17秒台のラップを刻み終始安定した走りでマッサ以下を全く寄せ付けることなくトップを快走。マッサは第1, 2スティントは17秒台で走っていたが,それ以降ペースが伸び悩み,2ストップ作戦に切り替えたアロンソに出し抜かれた。フェラーリとしてはマッサが鍵を握っているだけにマッサのレース中での安定性がポイントとなる。(ファステストラップタイムはフェラーリ1-2なので,1発の速さについてはマッサは申し分なし。)
 トヨタ勢もピットストップでのトラブルがなければ,ラルフは表彰台の可能性も十分にあり,トゥルーリについてはブレーキトラブルさえなければアロンソまで抜けていた可能性もあったぐらいで,かなりレースペースは安定していたし速かった。あとは信頼性の問題さえ解決できれば,トップ3からトップ4になり得る。(ファステストラップタイムはマクラーレン勢が3ストップ作戦を選んだだめ,フェラーリに次ぐ3-4だが,今回だけを取り出せばレースペースはマクラーレンより若干速かった。)
 ここ数戦,BSのほうが予選もレースもややアドバンテージがあるように見られるので,このまま頑張ってほしい。

2. MI勢,地元で敗北
 アロンソもフレキシブル2ストップ作戦で,マッサの1台を抜くのがやっとだった。レースペースもミハエルには及ばず,1周目でマッサを抜かしていたとしてもミハエルには挑戦できなかっただろう。フィジケラがまたいつもの調子に戻ってしまい,6番手と平凡な結果に終わってしまった。マクラーレン勢は珍しくアグレッシブな作戦に出たのが驚きだった。レースではペースはそれほど悪くはなかったが,予選で2ストップのトヨタ勢に抜かれていたことが最大の敗因であるといえる。(1発の速さはレースのファステストがよかっただけに,予選での失敗がいまいち分かりにくい。)
 ホンダはかなりの悪循環モードに入ってしまったようである。レースペース改善で少し速くなったものの,予選ではすさまじく遅く,おまけに信頼性まで失い,何一ついいところがないグランプリだった。このままだとコンストラクターズ4位がトヨタに奪われてしまう。しかし,これだけの悪循環だと今後まだまだこのような週末になると思う。
土曜,日曜と小旅行に行っていたため,予選レビューを書くのがずいぶん遅れました。関西に住んでいますが,26時間テレビのおかげで今季初めて予選セッションを30分間ですがみることができました。テレビ的にはいろいと忙しいですがなかなか楽しいですね。フェラーリフロントロー独占でフェラーリに流れが傾いてきているのか,今後のシーズン後半戦の流れを作るフランスGP。今回は若干ショートver.ですが,予選レビューです。

1. 1発の速さはBS,レースペースは?
 予選結果を見れば上位チームから下位チームまでBS勢が躍進しているのが明らかに分かる。フェラーリはフロントロー独占。トヨタも今期最高グリッドで,ウィリアムズもタイヤのおかげでQ3も進出できている。また,ミッドランドもアルバースがQ2に進出。とにかく,フリー走行時点からBSに1発の速さがあることは明らかだった。
 しかし,MIが決して悪いわけではなく,安定性を備えているため,レースではタレることなく力を発揮するかもしれない。アロンソとしては優勝できることを期待しているだろうが,フェラーリを1台(つまりマッサ)抜けるかどうかが勝負できるぐらいではないだろうか。

2. ピットストップ作戦は?
 フェラーリ勢,ルノー勢はこれまでと異なり燃料をやや減らしてQ3を戦った可能性があるが,どちらも2ストップ作戦ではないだろうか。20周目後ぐらいに1回目のピットストップがあると思われる。トヨタ勢もこの2チームと同じぐらいで均等割りの2ストップ作戦ではないだろうか。一方,マクラーレンの2台は確実に重く,タイヤの耐久力が優れているのか,30周近く引っ張る可能性もある。
 11番手以降のドライバーのピットストップ作戦は今回は似たり寄ったりのものになると思われる。これは,高温でのタイヤの安定性,タレによるものが大きく引っ張りすぎると第1スティント後半のタイムが極端に落ちてしまい苦しくなるためである。したがって,マクラーレンと同じく30周近くまで引っ張るのが関の山だといえる。
 したがって,Q3が5分短くなった影響はそれほどないのではないかと思われる。
北米ラウンドも終わり,いよいよF1シーズンも後半戦に差し掛かってきました。フランスGPから予選セッションレギュレーション変更があり,戦略面でもちょっとした変更が見られるかもしれません。また,伝統的に北米ラウンド後は各チーム,エンジン,シャーシともにアップグレードしてくるので,チームの力関係が変わるかもしれません。フランスGPで,フェラーリが勝てばチャンピオンシップは面白くなりそうです。こんなことをふまえて,第11戦フランスGPプレビューです。

1. 各チームの進化やいかに?
 アメリカGPは,MIがタイヤ選択を誤ったおかげで楽に勝利できたフェラーリ,そのフェラーリに惨敗だったルノー。またもやこれら2チームによって優勝争いが展開すると思われるが,注目は各チームの車体,エンジンのバージョンアップ。
 フェラーリはBタイプであることを完全に否定しているが,フロント,リアウイングをはじめとしてかなりの部分で進歩している模様。エンジンも20馬力は上昇するらしい。詳しくはルノー,マクラーレンもアップグレードしているようで,優勝争いはやはり3チーム。今回は高速コーナーが3ヶ所あるため,高速コーナーを得意としていない今年のマクラーレンには厳しいかもしれない。ピットストップ作戦がものをいうだろう。
 ザウバーBMWはドライバーの視界を邪魔するかのごとくそびえたつツインタワー。見た目に美しくないので,それほどの空力特性は期待できないと思われるが,実践投入するらしい。Hondaもフロント,リアともに大幅な改良でおされ気味のザウバーからポイントを奪いたい。低迷気味のウィリアムズもフロント,リア,エンジン,オイルとかなりの部分に手を加えたようで,他チームとの進歩の度合いが注目される。トヨタはどのようなアップグレードがなされたかよく分からないが,このあたりのチームで入賞の残り枠を争う構図は変わらないだろう。

2. ピットストップとタイヤ
 このサーキットは路面が黒いため熱を吸収しやすく,気温とともに路面温度も急上昇する。したがって,ラップタイムに与える影響が非常に大きい。タイヤのタレがかなり大きく,ピットストップのタイムが非常に短く,予選Part 3の走行時間が短くなり,バーンアウトラップが減少したことから,3ストップを取ってくる上位陣が現れるかもしれない(フェラーリ,ルノーあたりか?)。
 予選Part 3で速さをみせられないチームは,2ストップ作戦にしなければ,11番グリッド以降のドライバーが確実に2ストップなので,苦しくなるだろう。タイヤの選択にもよるが,タレが大きい場合は3ストップもあり得る。
 3ストップ作戦ならば,1回目のピットストップまで15~18周で,2ストップ作戦ならば1回目のピットストップまで20~25周であると推定される。また,路面温度によってラップタイムが大きく変化するので,変則3ストップ作戦なども十分にあり得る。
F1タイヤサプライヤーについてのお話です。

2008~2010年のF1タイヤサプライヤーがBS(ブリヂストン)に決まりました。
これまでF1のタイヤは競争原理の元に,速く走れる安全なタイヤをBS,MIともに造って戦ってきました。しかしながらFIAは2005年に,2008年からタイヤサプライヤーを1社に限定する,と決めてしまいました。これに対してMIは,モータースポーツはどんな分野においても競争が必要であるというMIの意思と反するということで,早々と2007年から撤退をすることを宣言していました。

FIAは5月27日から6月23日まで,2008~2010年のタイヤサプライヤーとして参加したい企業を募り,7月5日にFIAが選んだ企業を発表しました。結果としては,2008~2010年のタイヤサプライヤーはブリヂストン(BS)に決定しました。噂によると,BS以外にエントリーとなかったという話もあります。真意はわかりませんが,保証金が高く,参戦後もコストは結構高いことは明らかなので,企業にとっては開発も進み名も売れますが,一種の賭けかもしれません。これは,エントリー数が少なかった理由として十分だと思います。

また,BSはFIAFと共同で展開する交通安全キャンペーン "Think Before You Drive" を通じて,タイヤの日常点検やシートベルトの着用など世界中で安全啓発活動を行っていることからも,FIAとのつながりは強いと思われます。このあたりからも,BSは選ばれやすい立場にいるといえると思います。

ところで,2008年以降のタイヤ造りについてですが,最近はコーナリングスピードが増加の一途をたどっているので,これを抑制するためのタイヤをつくることが重要な課題であると思います。エンジンの開発は大幅にストップしたとしても,空力については年々大きな進化を遂げているので,車と地面との唯一の接点であるタイヤをコントロールすることで,コーナリングスピードの安全性を確保できると考えられます。

これから4年間も安全(Safety)かつ競争力のある(Competitive)タイヤを供給して,2010年以降も継続して,F1で公式タイヤサプライヤーとして活動していってもらいたいと思います。
BSタイヤがインディアナポリスにやはり適応していましたね。フェラーリもさることながら,トヨタも素晴らしいレースでした。ルノー勢はもとからこのサーキットでは優勝できないと見越していましたが,アロンソ5位は失望の結果でしょう。両タイトルでポイント差が再び縮まり,残り8イベントが面白くなっていきそうです。(当たり前ですが)昨年よりはレースとして面白みがありましたが,それでも1周目の多重クラッシュは面白みを半減させてしまったと思います。まあ,それもレースなので仕方ないかとも思いますが・・・
それでは,アメリカGP レースプレビューです。

1. フェラーリの完全勝利
 予選の燃料積載量からすべて完璧な作戦で1-2フィニッシュを達成したフェラーリ。唯一狂ったのは,第1スティントでミハエルがマッサの後ろを走っていたことか。分からないようにチームオーダーが発動され(たかもしれない),1回目のピットストップ後にはミハエルが前に出るということで,あとはトラブルに注意して走りきるだけだった。BSの新構造のタイヤが際立ったGPで,フェラーリとすれば取るべくして取ったレースだった。

2. ルノーは失点を最小限に抑える
 アロンソはとにかくインディアナポリスとは合わないらしく,トゥルーリ,ラルフのペースにすら完全に負けていた。トヨタ勢はBSタイヤが合っていたからというのもあるが,それにしても普段冷静沈着なアロンソが"Poor grip!"と叫んでいるのは異常だった。アロンソがだめなときはフィジケラが頑張るということで,しっかり役割は果たした。MIタイヤが悪かったわけではないが,BSタイヤと比べると劣っていたということ,車が合っていなかったこと,の2点が敗北の原因である。フランスGP以降はこの問題は快方に向かうと思われるが,激しい戦いにはなるだろう。

3. トゥルーリに運がやってきた
 今年はとにかく運に見放されていたトゥルーリ。しかし,このGPではピットスタートでオープニングラップの混乱を避けることができ,1ストップ作戦を最大限利用することができた。トゥルーリは速さを取り戻しつつあるので,ラルフと力を合わせて当面のライバルとなりそうなザウバー勢からポイントを奪いたい。

4. ホンダ,遅すぎる
 中段グループが一気にレースから消えたため,バリチェロは3ポイントを持ち帰ることができたが,レースペースはトヨタよりも相当遅いことは明らかである。予選での速さはまずまずだったが,課題となっているレースペースは全く改善されていない。今後もこの状況が続けばポイントはほとんど獲得できないまま,シーズンを終えてしまうことにもなりかねない。
ここ数戦苦しんでいたが,ついにフェラーリ勢がフロントロー独占。このサーキットはフェラーリと相性がよく,ルノーとは相性が悪いサーキットなので,ここでフロントローが獲得できなければタイトルは夢のまた夢だと思います。
フェラーリは逃げ切り作戦で,ルノーはポイント獲得作戦といったところ゛てしょうか…
それでは,アメリカGP 予選レビューです。

1. フェラーリ,だんとつの速さ
 土曜フリー走行の時点から,かなりのポテンシャルを示していたフェラーリ勢。予選Part 3では,他チームのドライバーが2回目のアタックを行ってもフェラーリ勢の1回目のアタックのタイムを更新できなかったため,2回目のアタックは行わなかったぐらいである。フェラーリ勢の燃料積載量についてはPart 2で空タンクであったかどうかについては分からないため,晦まされた可能性もあるが,Part 2のタイムと遜色ないことを見ると,1回目のピットストップは引っ張っても25周目前後ではないだろうか。
 一方,ルノー勢はPart 3のタイムはPart 2でのそれと比べて0.7秒遅いため,フェラーリより燃料を積んでいる可能性もある。しかし,今回はフェラーリ勢にトラブルがなければ優勝は無理に近い。しかも,アロンソはいずれのPartでも精彩を欠くアタックで今回はフィジケラのほうが速い。ルノー勢の燃料積載量は28周分程度ではないだろうか。
 期待されたマクラーレンは,モントーヤがPart 2でノックアウトされ,ライコネンもカナダでのポテンシャルから一転。ホンダ,BMWザウバーに負ける始末。これではフェラーリの援護とはならない。ただし,ライコネンについてはPart 2, 3のタイム差から燃料は多く積んでいる可能性が高い。1回目のピットストップは35周目前後まで引っ張ってくるのではないだろうか。

2. ホンダが好調
 このサーキットをホンダが得意としていると考えられる。琢磨の表彰台もこのインディアナポリスだったことを考えると納得もいく。今回はBMWザウバーのビルヌーブとポイントをかけて争うことになるだろう。レースで予選から大きくペースダウンすると今回もノーポイントに終わる可能性もあるので,とにかくレースペースを改善することが必要である。また,Part 2, 3のタイム差からルノー勢と同様に,BMWザウバー勢,ホンダ勢も燃料積載量は28周分程度であると予想できる。

3. ミッドランド&琢磨,すごいぞ
 トゥルーリのトラブルにも助けられたが,この非力な3台のマシンでそれぞれ15, 16, 18番グリッドを獲得するという素晴らしい予選結果であった。ミッドランドは初日からポテンシャルは示しており,今回は2台ともにそのポテンシャルが予選で発揮された。BSタイヤの恩恵によるところも大きいと思われるが,フェラーリ勢とPart 1では約1秒差,Part 2では約2秒差ということで車体のポテンシャルがあがっていることを示している。
 琢磨はトゥルーリ以外トラブルなしも関わらず,ロズベルグ,リウィツィをアウトクオリファイして予選Part 1の最下位を脱出した。上でも述べたがこれはBSタイヤの恩恵とホンダのエンジンパワーであると考えられる。レースでは,ミッドランドよりもトロロッソと本格的に争えるかもしれない。

4. どうしたウィリアムズ勢
 初日からどうも伸び悩んでいたウィリアムズ勢。フェラーリ,トヨタ,ミッドランド,スーパーアグリがBSタイヤの恩恵を受ける中,ウィリアムズだけどうもタイヤの選択を誤り,セッティングも煮詰まっていない印象を受ける。今年は昨年以上にグランプリごとのポテンシャルの高低が見られる。
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