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F1に対して,日々思うこと…


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バトンが表彰台の一番上に立ち,君が代が流れているのを見て感動しました。ホンダの中本さんも感極まっていたシーンでこちらも泣きそうになりました。優勝まで長かったですが,これから優勝を積み重ねるのがさらに大変だと思います。トヨタにももちろん頑張って欲しいですね。 チャンピオンシップですが,クビカのリタイアによって,思わぬところで得をしたのが,フェラーリ。作戦は失敗でしたが(後述),ポイントを持ち帰れたことはポジティブに考えてよいのではないでしょうか。
それでは,ハンガリーGP レースレビューです。

1. フェラーリの作戦,失敗に終わる
 ミハエルは残り24周をスタンダードウェットタイヤで走り,2位を守り切る作戦に出たが,これは誰もが失敗を予想し,実際に最悪の結末を迎えた。フェラーリは概してこういう状況(チャンピオンシップを考えた上で+アロンソがリタイアした上で)のときは確実な選択を取るものだが,あまりにも危険な賭けに出すぎた。アロンソがリタイアしたからこそ,この作戦を敢行したとも取れるが・・・
 スタンダードウェットタイヤでは1分27~28秒が限界であり,ミハエルはその限界付近で走ってはいたが,残り10周は明らかに厳しかった。各車ドライに履き替える頃(残り15周前後),ドライタイヤだと1分25~26秒を簡単にマークでき(マッサに至ってはファステストラップを記録して1分23秒台),あっという間に追いつかれた。ドライタイヤとウェットタイヤではコーナリングスピードとトラクションに差があり過ぎ,さすがにトップスピードが伸びるミハエル・フェラーリでも抑えきるのは至難の業だった。
 ラルフとマッサがピットインしてドライタイヤに交換していてペースを確認するのに十分な時間があったにもかかわらず,リスキーな判断を下したフェラーリ首脳陣が情けない。結果的には,コンサバティブなのは「タイヤを換えること」で,アグレッシブなのは「タイヤを換えないこと」だったといえるだろう。
 ミハエルがピットに入ってタイヤ交換をしていたとすると,デ・ラ・ロサのあとの3位は確実だっただろう。デ・ラ・ロサもドライではハイペースだったので,オーバーテイクは厳しかったかもしれないが,それでも3位だったのだから,6ポイントを失ったのは残念だったのかもしれない。しかし,クビカのリタイアで1ポイント獲得できたことは救いだった。

2. アロンソも運がついていなかった
 MIのスタンダードウェットタイヤとマシンのマッチングが完璧だったことから,レース開始直後からすぐに表彰台圏内まで順位を押し上げて,一時はレースリーダーまで追い詰めていた。これは雨が降ったからこそ,ここまで成し遂げられたわけで,この点は運が見方をしたが,ピットストップでクルーのミスでタイヤが正しく固定されておらず,リタイアという結果になってしまった。
 ルノーのピットクルーにしては珍しいミスで,大事なときにミスを出してしまい,ミハエルに1ポイントを取られはしたもののポイント的には大きなダメージにはならなかったことは不幸中の幸いだろう。

3. スタンダードウェットはMIに軍配
 ウェットタイヤにもサーキットに合った構造,コンパウンドが必要だが,今回のGPでは路面が濡れた状態ではMI勢が秒単位で上回るタイムを出していた。路面が乾いてくると固めの選択だったBSスタンダードウェットが力を発揮して,MI勢がドライタイヤに交換する中でも走行が続けられるほどだった。
 ウェットタイヤに求められるのは,決まった路面状態のレンジでしか作動しない性能ではなく,幅広いレンジで作動することであり,BSウェットタイヤはその点において明らかにパフォーマンス不足だった。今後,雨のレースがあるとBS勢は苦しむことになる。BS勢にとってはドライタイヤが使えることがアドバンテージになるだろう。

4. ライコネン・アロンソはバトンより速かったか?
 ライコネンはリウィツィと接触するまで,バトンに対して大きなマージンを築いていたので,その後のコンディションおよびデ・ラ・ロサのドライタイヤでのパフォーマンスを考慮すると,優勝の可能性も十分にあったといえる。一方,アロンソについてはスタンダードウェット状態でバトンに追いつかれていたが,バトンがタイヤ交換を引っ張っていたので,ドライタイヤでコースに戻ったときにアロンソより前に出ている可能性もあり,雨で自分に運を引き込んだこともあるが,半分は実力による勝利だといってよいだろう。これでホンダはコンストラクターズポイントでトヨタ,ザウバーを大きく突き放して4位を確実なものにした。

5. こういうレースで強いのがクルサード,ハイドフェルド
 自分の仕事をきっちりこなした2人。クルサードは他車に当てられ続け,自分の本来ペースで走行できなかったにも関わらず,チームとドライバーの判断および作戦がきっちり当てはまり,MIタイヤの恩恵も受けて,コンストラクターズでウィリアムズを引き離す活躍をみせている。一方,ハイドフェルドは10番スタートで燃料をしっかり積んだ状態でスタートできたので,我慢の走行を強いられたが,セーフティーカーによるロスの少ないピットストップで上位にしっかりこぎつけたことは評価できる。
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